[紛らわしい英語] Bath/Bathe、Breath/Breathe、Cloth/clothe、 似たパターンで紛らわしい、3つの単語を整理しよう。

Bathtub 英語レッスン
Bath

先日、取り扱い説明書を読んでいて、 「柔らかな布地」を意味する”soft cloth” と書くべきところで “Soft close” と思いっきり間違えていて、笑った。cloth と clothe の発音を混乱した上、違う単語を当てはめてしまったのだろう。

英語圏外の会社なのか見てみると、「Made in Ameirica」だ。紛らわしいのは、皆同じなのだろうが、製品の一部としてはあまりにもズサンな間違いではある。

これは新しいトイレの設置説明書
manual
赤字で正しく書いてある箇所もあるのに

上記の3つの単語は、それぞれの意味は違うけれども、“th” で終わる場合と “the” で終わる場合で品詞が変わるパターンが共通しているので、まとめて整理しよう。

Breath/Breathe

Point

Breath = 名詞 = 呼吸

Breathe = 動詞 = 呼吸する

breathe
Breathing deeply

発音

語尾の「e」がつく事で動詞になるわけだが、発音の違いに注意しよう。

「th」の発音を表記できないけれど、違いを明確にするために、あえてカタカナで表記しよう。

Breath ブレス (最後の「th」は歯の間に挟んだ舌から空気だけが漏れる感じだ。)

Breathe ブリーズ (最後の「the」は定冠詞の「the」と同じような「th」の音だ。

発音の違いはこのビデオを参照しよう。

注意

ここでさらに混乱する可能性があるのは Breeze との違いだ。そよ風の Breeze は「th」の音ではなく、普通の「ズ」だ。

例文

I took a deep breath when I went outside.

外に出て深呼吸したわ。


Bugoo
Bugoo

You should hold your breath when you go inside because it is stinky in there.

中は臭いから、入るときは息を止めた方が良いよ。


You should breathe through your nose rather than your mouth.

口から呼吸するよりも、鼻から呼吸するのが良いのです。


I am breathing hard because I just ran really fast.

荒い呼吸をしているのは今、激走したからよ。

Bath/Bathe

Point

Bath = 名詞 = お風呂

Bathe = 他動詞/自動詞 = 浸す/お風呂に入る、シャワーを浴びる

同じように語尾の「e」がつく事で動詞になる。

発音

発音も「th」の発音を注意して、それぞれ;

Bath バス

Bathe ベイズ 発音はこちら

例文

Would you like to take a bath?

お風呂に入る

Toby
Toby

I hate bathing.

お風呂に入るの大っ嫌い。

Bugoo
Bugoo

I love to bathe myself in sunshine.

陽の光を浴びるの大好き。

Cloth/Clothe/Clothes

Point

Cloth = 名詞 = 布

Clothe = 他動詞 = 服を着せる

Clothes = 名詞 = 衣服

この単語も「e」が付いて動詞になるパターンだが、さらに混乱する要因がある。「Clothes」と言う形で「衣服」という名詞になるのだ。

Clothes
Clothes in a closet

発音

Cloth の発音はクロス (”o” は「ア」に近く、スは ”th” の、音が無い、息の音)

Cloth を複数形にした Cloths はクロスのthの後に[s]をつける。

Clothe (他動詞)の発音はクローズ(th は息だけでなく「ズ」の音を出す)

Clothes (衣服)はクローズだが、「ズ」の音はかなり強く、人によっては「th」は全く発音しない。その場合、close(近い)と同じになる。

Yojo
Yojo

紛らわしさの度合いは強いので、前述のミスも分からなくなない。

このビデオを参考にしよう。

例文

You need to use a soft cloth to clean this plate.

このお皿を拭く時は柔らかい布を使わなきゃダメよ。


He was clothed in black entirely.

その人は全身、黒の服を着ていた


You want to put on good clothes for that occasion.

そんな機会にはちゃんとした服を着なきゃね。


まとめ

紛らわしいが、語尾の「e」の感覚を「動作」に関連させて覚えると、体感的に分かるようになりやすい。ただ発音に関しては、自分でもかなり長い間ハッキリとは理解していなかった部分でもあった。これでハッキリと自信をもってこれらの言葉を使える!

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