知らないと分からない慣用表現のシリーズを続けていこう。
決まり文句を覚えていくのには英語的な考え方を身に着ける要素もある。
また実際の会話で、気の利いたクリシェを入れると英語が自然になる。
苦しい生活
Living hand to mouth
手から口へ、つまり手に入れた食べ物はそのまま口へ直行する。貯めておく余裕も無いと言う訳だ。

Yes, I used to live hand to mouth on the streets of California…
そう、僕も昔はカルフォルニアの路上でその日暮らしの生活だったんよ。
柔軟な体
put your foot in your mouth
迂闊にまずいことを言ってしまった時に使う表現だ。

Did I just put my foot in my mouth?
なんかマズイ事、言っちゃった?

Yes, you did, as always.
うん、いつものようにね。
お金をお口に
put your money where your mouth is
褒め言葉を口にすることは簡単だが、実際にお金を払うのは別なのだ。

I love your painting. I think it is a masterpiece.
素敵な絵ね。最高傑作だと思うわ。

Do you want to buy it? Put your money where your mouth is?
買いたい?褒めるだけじゃなくて、実際にお金出して?

Sorry, but no.
悪いけど、ノー。
お口に注意
watch your mouth
自分の口は見えないが、これは言うことに注意を払えと言う意味だ。

How can you listen to that crappy music!
よくそんなクソみたいな音楽聞くねえ。

Hey, dog! Watch your mouth!
おい、犬!口を慎め!
ゆるい唇が船を沈める?
Loose lips sink ships.
「口は災いの元」と同義だ。迂闊なことを言ったり、秘密を守らないと大変な事になる場合がある。
リップスとシップスが韻を踏んでいるのがおもしろい。

Let’s keep this project a secret until we officially announce.
この企画は正式に発表するまで伏せておきましょう。

Got it. Loose lips sink ships, right?
了解しました。口は災いの元ですね。
泡吹いてる
foam at the mouth
病気など、発作で口から泡を吹いている状態もそうだが、この表現は怒り狂っている場合を意味する。

Was Toby mad at me when he found out I had eaten his food?
ご飯食べちゃったの見つけた時、トービー怒ってた?

For sure. He was foaming at the mouth.
うん、すごくね。口から泡飛ばすぐらい激怒してたよ。
まとめ
「手」、「頭」そして「口」と続いて表現を紹介してきた。体のパーツについての表現はまだまだあるので続けていこう。
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