さて、クリシェシリーズで英語のソウルを掴むシリーズが続けて行こう。クリシェとは、頻繁に使われる決まり文句や表現。格言などにも近い。今回は「アルコール」、「飲酒」に関する表現を覚えよう。

愛に関するクリシェなんてもあるよ。
高級志向
Champagne taste on a beer budget
これは個人的に当てはまるので好きな表現。
Taste は味や、味わうだけでなく「趣味、好み」も意味する。ここでの a beer budget とはつまり、ビール用の予算、つまりあまり高額ではない庶民的な予算、値段だ。お金もないくせに、好みだけは高級なものが好き。
まあ、実際には僕はビール党であるのだが。

I don’t want to play nothing but Gibson guitars.
I guess I have a champagne taste on a beer budget.
ギブソン以外のギターは弾きたくない。ビールの予算しかないのにシャンペン好きって事だ。(金も無いのに趣味だけは高級なんだ。)

Well, it’s more like a champagne taste on a water budget, man.
って言うか、水の予算なんじゃない?
便利な言い訳
It’s five o’clock somewhere
昼から酒を飲みたい時の言い訳として最も有名なクリシェだ。
5時は仕事が終わる時間、いわば堂々と酒を飲んでもいい時間。常に地球のどこかでは午後5時だから、いつでも酒は飲んで良いでしょう?

Let’s have a beer.
ビール飲もう。

What!? It is still lunchtime, Yojo.
えー!?まだお昼時なのに、ヨージョー。

It’s five o’clock somewhere!
どこかじゃ5時だから良いんだよ。
ウワバミ?じゃなくて魚です
Drink like fish
魚は常に水を口から吸い込んではエラから出すわけだけれど、そんな感じで酒をごくごくと飲むことだ。
飲めや歌えや
Eat, drink and be merry
行事や祭日、祝い事、パーティーなどで「食べて、飲んで、楽しくやろう」と言うこと。
賛成して飲もう
I will drink to that
drink to ~ は 「~に乾杯」と言う意味だ。それを祝って一杯、「それに全く同感」。
似た表現には、”Cheers to that”、と言うのもある。(Cheers = 乾杯)

I strongly think they should impeach the president.
大統領は辞任させるべきだと本当に思うよ。

I will drink to that!
同感!
飲酒運転はいけません
On the wagon
馬車に乗っている時は酒を飲まない?禁酒している状態を指す。

Would you like to go have a drink?
飲みに行きませんか?

I would like to, but I am on the wagon.
行きたいのだが、禁酒中なんだよ。
Jump on the bandwagon という表現もある。これは人気があるブームや活動、運動などに加わる、と言う意味だ。
まとめ
飲酒、アルコールについてのクリシェ表現、面白いよね。表現として「酒」以外の話にも使えるものもあるので、ユーモアのセンスを使った会話が出来るように練習しよう。

食べ物に関するクリシェも面白いよ。
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