引き続き come という動詞がどう言う性質なのかを前置詞を通して体感していきます。全部は紹介しきれないけれど、come のソウルが押さえていれば大体の表現は分かるはず。ちなみにこれが最終回。
Come out of

I hope something good will come out of this.
この出来事から何か良い事が起きれば良いですね。

I know. I doesn’t look like anything good will come out of this though…
そうね、でもこれから何も良い事なんて出てこないように思えるわね。
出てくる=結果として起こる
Come through

I asked Yojo to come help us. Do you think he will?
ヨージョーに助けに来てねって頼んだんだけれど、 来てくれるかな?

Don’t worry, Yojo always comes through.
心配ないよ、ヨージョーはいつも約束通りやってくれる。
通り抜ける=困難を通り抜けてくる=うまくやる=成功する=期待通りにやってくれる
通常の意味は「通り抜ける」で、例えば人混みの中を荷台カートを押して行く時など、”watch out! A cart coming through!” と声をかける。また書類などが「通る」などもカバーする。
Come to

What was her name?
彼女の名前なんだっけ?

Let’s see…oh, I got it! Christy. It just came to me.
えーっと、おー、分かった。クリスティだよ。今、思い出した。
私にやってくる=アイディアが閃く=思い出す
Come under

The manager came under criticism because of his inappropriate comments.
マネージャーは不適切なコメントのために批判を受けてるよ。

Good. Serves him right.
良かった。当然の報いよ。
下に来る=晒される=攻撃を受ける
serve ~ right は適切な処置を受ける=相応の報いをうける=自分の蒔いた種
まとめ
紹介した以上の意味やニュアンスがあるが、今までみた come のソウルが分かっていれば大体の表現は分かるはず。通常の会話でも使える表現ばかりなので、気をつけていれば使うチャンスは日常的にある。come のソウルで自然な英会話のセンスを磨こう。
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