紛らわしい英語シリーズ。結構ある、似ているけれど違う単語。今回の投稿ではこの2組みの単語、Farther と Further について整理し、紛らわしさを無くそう。
紛らわしい英語単語を明確に分かっていないと、発音ですら、混乱した状態ではうやむやな感じで口から出てしまうことない?
Farther と Further の使い分け
発音も似ているし、スペルも似ている、おまけに意味まで似ているので、ある程度入れ替え可能ではあるが、微妙な違いはある。
意味の違い
両語ともに、「さらに、もっと遠くに」という意味だが、基本的には、Farther は物理的な距離、Further は抽象的な距離を意味する。実際には両方の言葉は入れ替えて使われることが多く、間違ったとしても許容される。
この二つの似た単語は形容詞や副詞として、そして動詞としても使えるから便利な単語なだ。しっかりと押さえておこう。
覚え方のヒントとしては、Farther は “far”、物理的に「遠い」。と覚える。
発音の違い
Father は素直な「ア」、Further は「ウ」に近い「ア」。
両語とも「R」の発音をしっかりするのは重要。そうでないと father (父親) になるので気をつけよう。
Farther と Further の使い方

What? Are you tired already, Bugoo?
どうした?もう疲れちゃったの、バグー?

Yes. I don’t think I can go any farther. Can you carry me, please?
うん。もうこれ以上遠くへは行けないよう。抱っこして運んでくれない?

Before we go any further, let’s make sure everybody is on the same page.
さらに先に話を進める前に、全員がちゃんとここまで理解できているか確認しましょう。

Thank you, that’s great because I need to hear a further explanation on the point A.
ありがとうございます。それはいいですね。Aのポイントに着いてさらに詳しく説明してもらいたいです。
女性のセリフは副詞として使われている例。(go further)。Farther を使うこともできる。
男性のセリフのように、形容詞として使う場合は Further を使う方が一般的。
on the same page = 同じページに居る = 理解が一致している。” Are we on the same page?” みんな大丈夫、分かった?、と使える。

I practice hard to further my guitar skills.
ギターの技術をさらに磨くため、僕はハードに練習する。
遠くへいく=さらに深める、向上する、さらに進める
このように動詞としても使える。動詞として使う場合は Further を使うことの方が多い。
混乱した場合は守備範囲が広い、Further を使っておけば間違いない。
最近の傾向は物質的な距離を意味する場合でも “Further” を使うことが多くなっている。
まとめ
紛らわしい2つの言葉 farther と Further の意味の違い、発音の違いを確認した。形容詞、副詞、そして動詞として使えるシチュエーションを自分で考えて例文を作ってみよう。
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