一字違いで紛らわしく、発音も似ていなくは無い。しっかり区別、認識をしておかないと、うっかり聞き違えてしまったりする。ネイティブでも中には混同して使ってしまう人もいるぐらいだ。
紛らわしい言葉は、弱点を強みに変えるチャンスなのだ!
品詞の違いに注意して、例文を使って整理しよう。
実際に自分で使えるまで頭の中で練習する。声に出して繰り返す。チャンスがあれば実際に使ってみる、そして書いてみる。
Promise プロミス
金融会社の名前になる程カタカナ語である「プロミス」だが、「約束」とは微妙にずれた「期待できる」という意味を押さえておこう。

Hey, I found a promising female singer for our band.
ヘイ、期待出来そうな女性ヴォーカル見つけたぜ。

How promising is she?
そんなに上手そうなの、彼女?

She said she loves singing while she’s driving.
運転中に歌うのが大好きだとか。

Well, now, that’s a REALLY promising sign, NOT!
おおっ、そいつは”本当に”期待できるサイン、じゃないよ!


OK, let’s go home now.
じゃ、家に帰ろうか。

Wait a second, what about the promised desert?!
ちょっと待ってよ、お約束のデザートはどうなったのよ?!
Premise プレミス
Promise と混同されるのに加えて、Premise には2つの別の意味がある。そして両方の意味でよく使われるので覚えておこう。
発音はこのビデオを参考に!
意味1:前提、設定、根拠
まず最初に一定の事柄について同意した上で話を進めることだ。議論で言えば「前提」や議題を持ち出す「根拠」となり、お話やストーリーでは「お話の設定」という事になる。

I love the book we are reading in this blog. “Early Autumn”.
このブログで一緒に読んでるストーリー、好きだわ。「初秋」

What’s the premise of the story?
どんな設定の話なの?

It is about a friendship between a private detective and a young boy.
私立探偵と少年の友情の物語よ。

That sounds promising.
面白そうだね。

You should read it from the beginning. It is easy to read with Yojo’s detailed explanation. Start from here!
あなたも最初から読んでみたら。ヨージョーの詳細解説付きで簡単だわよ。ここからスタート。

You should confess your sin, my friend.
君、罪を告白した方がいいよ。

The premise of this allegation is based on a falsehood.
この疑いの根拠、前提からしてウソだ。
上記の例は名詞としての使用例だが、「前提を設定する」と、動詞としても使える。同義の動詞としては “Postulate” がある。
意味2:敷地、所有地、構内
法で定められた所有の範囲を指す言葉で、よく、「所有地内では、敷地内では〜」というサインや表示で見かける言葉だ。「


Excuse me, but where can I buy beer here?
すいませんが、どこでビールは売っているんですかね?

I am sorry, but we do not sell any alcohol on the premise. This is the hospital, you know?
申し訳ありませんが、敷地内では酒類は一切販売していません。ここは病院ですよ。

You are out of your mind!
あんたキチガイ⁉️
まとめ
Promise と Premise をまとめてみました。
すでに知っている単語、Promise にも結構便利な表現があるよね。
また、自分自身、premise の2つの別の意味をそれぞれ理解していたけれども、実は最近まで2つの違う言葉だと、勝手に、あやふやに誤認識していました。同じ言葉だったのか。あー、スッキリした!
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