“Thanks a lot!” や、”Send you lots of love.” など、かなり頻繁に使われる言葉だけれど、以外にハッキリとは理解していない事が多い A lot と Lots。
また、インターネットやテキストメーッセージなどで Alot と言う言葉も見た事があるかも知れない。
Allot なんていう言葉もある。紛らわしい英語を整理しよう!
<問題> 投稿タイトルの中には実際には存在しない言葉が含まれています。どれでしょう?
<答え> ALOT
ALOT という言葉無い。ネイティブですら結構こうやって書いちゃう人が多いんだよね。
<問題>「沢山」を意味する、a lot と lots の違いは?
<答え>「沢山」を意味する A lot of と lots of には違いはない!複数形の名詞でも、数えることの出来ない名詞でも、両方OK 。

告白しますが、英語を話して何十年、ハッキリとは知らなかった !
A lot of は 不可算名詞に、Lots of は数えられる名詞、複数形の名詞に
と何となく勝手に思いつつ、あまり厳密に考えてなかったのだ。
どっちでも良いから、間違いにはならないけれど、曖昧にしてしまう部分ってあるね。
Allot は「割り当てる」という動詞。
という訳で、それぞれの言葉の詳細を例文を使って見てみよう。
A lot of と lots of 両方OK!
「複数形」の存在は日本語と英語との大きな違いの一つ。意識して使うのは結構混乱する。しかし、少なくとも「沢山」= a lot / lots は何も気にしなくても良いのだ!

I have lots of books, and I read a lot of books.
沢山の本を所有していて、多くの本を読む。

I drink lots of beer.
僕はビールを沢山飲む。

What!?
なにっ⁉️

Just kidding!
ウソー!

You have a lot of problems, but stealing my beer isn’t one of them, thank god!
君には沢山の問題があるけれど、少なくと俺のビールを盗む事はないわけね、よかったー。

名詞が続かない場合は of は要らない。

How much beer do you have?
どのくらいビールあるの?

A lot. Why?
いっぱいあるよ。何で?

Nothing. Just asking.
いや、別に何も。聞いてるだけ。
数える事ができて複数形になる名詞(countable)、数える事ができないので複数形が無い名詞(uncountable)で違いが出てくるのは、many と much だ。次回はこれについての投稿を書こう。
Allot = 割り当てる
この言葉と a lot を混乱する事で、alot などと言う言葉を作ってしまうのだろう。
分配する、分け与えたる、割り当てる

How much time is allotted to us to finish the project?
そのプロジェクトにはどのくらいの時間が与えらているのですか?

There is no time limit. Also, we will allot a plenty of budget to it as well.
時間制限は無し。それに予算もたっぷりと割り当てるわ。
まとめ
A lot = Lots に違いはナシ
Alot と言う言葉は存在しない
Allot = 割り当てる
スッキリした?
他にも結構曖昧に覚えてしまっている、混乱してしまっている言葉があるはず!ガッチリ整理して弱点は強みに変えるのだ!
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