いつも明白に Yes / No で答えられないことももちろんある。「いまいち」だったり、「そんな感じ」や「なんとなく」だったり、どっち付かずでファジーに表現したいこともあるだろう。そんな、「あやふや」な表現を覚えよう!
まあまあ、Kind of, Sort of

Are you looking forward to going to California?
カルフォルニアに行くの、楽しみにしてるの?

Yes, sort of… But I am worried at the same time.
うん、まあね。でも心配でもある。
“Sort” は種類別に分けて整理するという意味の言葉だが、”Sort of” は「種類」という意味で, 「ある種の」、つまり完全一致ではないが、それに近い種類のもの、「おそよそんな種類」= 「まあまあ」となるのだ。

似た表現の「種類 “kind”」の、”kind of”も覚えよう。

Do you agree with what I think?
僕の考えに同意しますか?

I, kind of, do.
まあ、大体は同意するわ。
Kind of, Sort of は会話の中で発音される時にかなり省略される。説明のために敢えてカタカナ表記すると;
「カインド オヴ (kind of)」は「カインダ」と、短く省略されることが多い。
同じ様に、「ソート オヴ (Sort of)」は「ソータ」となる。
[まあね = カインダ/ソータ] はカジュアルな会話ではかなり聞く。
ちなみに、会話のリズムの変化として上記の会話例に加えて以下のパターンがある。
Kind of. まあ大体。
Kind of, I do. 大体、同意します。
I do, kind of. 同意します、大体は。
「まあまあ」を意味する別の表現である、”so-so” はとても便利な表現だが、あまり連発して使いたくはない。その場合にSort of や Kinf of で代用してみよう。

Do you like the dog food?
そのドッグフードは好き?

Mmm, so-so (kind of/sort of).
うーん、まあまあ。

Do you like Toby’s cat food?
トービーのキャットフードは?

I LOVE IT!
大好き!

Figures!
どうりで。
Figure は「形」だけでなく、動詞として「解明する、理解する (Figure out)」という意味がある。上記のように、単独で使うと、皮肉的に「道理でね」、「これで分かった」というニュアンスの表現が出来る。いつもトービーのご飯を盗む癖のあるバグーに対する皮肉だ。

そんな感じのもの
“Kind of like” や “Sort of like” を使って、「そんな様なやつ」、「そんな感じね」という表現も出来る。

What kind of creature is that?
あれはどんな種類の生き物なんだ?

The face looks sort of like bat.
顔は何だかコウモリみたい。

But it has large ears.
でも耳はでかい。

Kind of like a stunted fox.
寸詰まりのキツネのような。

You guys are not talking about me, are you?
君たちまさか僕の事を話してるんじゃないよね…?
似た表現で、”something like that” も便利だ。

Do you have a cutter, or something like that?
カッターとか、そんな様なものある?

I’ve got a pocket knife, will it do?
ポケットナイフがある、それで良い?
“Do” には「事足りる」、「出来る」という意味として使われことがある。
例:This will do. これでいける。これが使える。これで大丈夫。
まとめ
「種類」という意味の単語の Kind や Sort を使って出来るあやふや表現はとても便利で、一度分かると、会話の中でなかり使われる事に気づく。また、こういった微妙な表現は自然な英語に繋がるのだ!
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