前回の投稿で come をカバーした。今回は Go のニュアンスを見ていこう。基本的な動詞だけに守備範囲は広いが「行く」という意味から少しずれた、英語的な使い方の例に絞って押さえていこう。
しまう、あてはまる go

Where does this screw go?
このネジはどこにつけるんですか?

Oh, no! I have no idea…
おー、まずい。さっぱり分からん。
行く=はまる=つける=しまう
This file doesn’t go in this file cabinet. このファイルはこのキャビネットには入れません。
ぴったりはまる、よく似合う go

Do these shoes go with my outfit?
この靴はこの服に合うかしら?

They look wonderful!
素敵だよ。
それと行く=合う=似合う=釣り合いが良い
状態が変わる go

Here, Bugoo. You can have this apple.
ほら、バグー、このリンゴあげる。

No, thanks. I think it is going bad.
いらない。これ腐り始めてるよ。
悪く行く=ダメになる、腐る
どちらかと言うと、悪い方へ状態が変わってく時に使われる。go crazy, go sour, など
使い尽くしてダメになる go

I think the brakes on this car are going.
この車のブレーキはダメになってきてるみたいだな。

Can you bring it to a repair shop?
修理工場に持って行ってくれる?
My memory is going, my eye sights are going, the batteries are going など消耗したり、古くなったりしてダメになる場合。
楽しいアクティヴィティを表現する go + ~ing

Can we go swimming this afternoon?
今日の午後は泳ぎに行っても良い?

Sure, that sounds fun. We can go eat dinner after that.
もちろん。楽しそうだな。そのあとに夕ご飯でも食べに行くか?

Yay!
イェイ!
go のあとに動詞ing をつける用法は、少し混乱する用法なので取り上げた。レジャーやアクティヴィティなどをやりに行くという場合に使われる。Hiking, fishing, running, skiing, sight seeing, shopping, surfing など。この用法の後には目的語はつかないのもポイント。例えば go shopping shoes とは言わない。(go shopping for shoes)。ニュアンスとしては、アクティヴィティ全体の経験を指している。ing の代わりに to を使う場合、例えば Go to swim は泳ぐ行為そのものために行く、そして ing の場合、go swimming は泳ぎに(遊びに)行くという余暇のイベント全体を指す。
僕のセリフに出てくる、go のあとに~ing も to も付けずに、go eat と言う用法は、カジュアルな会話で使う事ができる。Let’s go see a movie. など。似た使い方では go and eat dinner, go and get my jacket. というのもある。

We are going to go dancing, you wanna come?
ダンスに行くんだ、来ない?

Sure. But where are we going dancing?
良いわよ、でもダンスに行くって、どこへ?

To the woods! Bring your musical instruments if you like.
森の中!良ければ楽器も持ってきて。
未来の意思を表す are going to の表現と混乱して going の後に to を付けてしまわない様に注意しよう。2番目のセリフでは、 be動詞に ing を付けて近未来の意思を表す場合の文なので to が付かないことも押さえよう。
まとめ
「行く」という意味でほぼ分かる表現以外の英語的な使い方の例をあげてみた。次回は例によって、前置詞がついた表現を考えて、go のソウルを感じよう。
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