国際標準にそぐわず、今だにインチを使うアメリカ。分数を使うので戸惑うことがない?
物作りの為に、ホームディーポのような所に買い物にいくと、全てのサイズがインチ表示。不合理だが、慣れる必要がある。1インチ以下の細かな端数は分数で表示する場合が多いので、英語で分数をしっかり言えるようにしよう。
半分、3分の1、4分の1、8等分など英語ではなんと言う?
1/2 半分= a half = one-half
1/3 3分の1 = a third = one-third
1/4 4分の1= a quarter = one quarter = one-fourth
1/8 8分の1 = an eighth = one-eighth
1/2 以外の場合、分数の上の数字を普通に言って、下の数字を数詞(3rd、4th…)で言うのが基本。(1/2 は one-half)
例えば:1/64、3/32、1/16、3/8 はそれぞれ、
one-sixty fourth, three-thirty second, one-sixteenth, three-eighth と言う。
こうして1インチ以下を分数(Fraction)で細かくしていく訳だ。(通常は64thが最も細かい)。

また、1インチ以下を小数点(Decimal) で表示することもある。例えば銃の口径などだ。そうなると複雑でチャートが必要になったりする。

身近な所でインチの分数が日本でも使われるのは、例えば iPhone のイヤーポッドのジャックは one-eighth inch (1/8″)。エレキギターなどのコードのジャックは quarter inch (1/4″)だ。
フィートの場合
1フィートは12インチだ。(それがまたややこしい)。A half feet は6インチ。ハーフ以上に細かいと、フィートの場合は分数を使わない。1/3 feet とは言わずに、インチで four inches となる。
細長いパンを使ったサブマリン・サンドウィチは “foot long” あるいはその半分の “half foot long”のサイズで売られる。

プリンター用の紙のサイズ
日本では国際標準である「A4」サイズ(210mm x 297mm)だけれど、北米では「レターサイズ」が一般的。Letter size は 8 and 1/2 inch x 11 inch (219 x 279) だ。
言い方は ”eight and half inches by 11 inches” となる。
まとめ
インチ表示の場合、1インチ以下を分数で表示する場合と小数点で表示する場合ある。
分数を英語で発音する方法は、上の数字を普通に、下の数字をを数詞で言う。
本当にめんどくさい。アート稼業で、鉄材や木材を購入す場合は全てインチ/フィートだし、客からの特注で作品を作る場合もサイズは全てインチ/フィートなので慣れてはいるが、やはりメートル法に変えて欲しいと思う。
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