英語習得にとって最も必要なこと:視点を変える

エッセイ

日本人にとって英語を習得するのが難しいのは事実だ。今までいろんな英語教材が「英語がすぐにわかる!」と約束しているのに、なかなかそうは行かない。なぜか?

視点を変えることができないから。

視点を英語的に変えるのが最も必要だ。それについて考えてみよう。

新しい事に心を開けよう Open your mind

英語だけでなくどの外国語を学ぶのに当てはまるけれど、母国語以外の言葉を身につけるには今までの既存の考え方パターンを超える必要がある。言うのは簡単だけど本当に難しい。

例えばthの発音や、LとRの発音の仕分けをとってもそれがどれほどそれが困難なのかがよくわかる。そもそもそんな音や舌の動きは日本語を話してきた人間にとって「存在しない」こと、認識外のこと。

もちろん日本人の舌や口の形が違うから、なんて身体的な理由では無い事はもちろん分かる。

ではなぜか?新しい事を受け入れられるかどうかにかかってる訳だよね。理論で分かってはいるものの、口が動かない。

精神的なものが邪魔している訳だ。

視点が違うと知覚も出来ない?

本当かどうかは分からないが、どこかで読んだことのある話。スペイン人がアメリカ大陸を発見した時に、 原住民(natives)には海上に突如現れた帆船の艦隊がしばらく「見えなかった」という。

あまりにも日常の生活から逸脱した、見たことも、考えたことすらない事象を上手く知覚処理できなかったと言うことか。

信じがたい話ではあるけれど、LとRの音の違いが聞き分けられない、知覚できないと言う話に通じないだろうか。

英語を話す人にとってはその違いは明白。間違って使われると体感的に違和感を覚え、意味が全く違ってしまうのに。

シャーマンになろう

原住民の間で最初に艦隊が存在する事を知覚し始めたのは、見えないもを見る訓練を積んでいたシャーマンだったらしい。

つまりいつもの 視点(perspective)から離れ、違う視点から物が見れる人

どの言語を使おうが、伝達させる情報に違いはない。その情報をどのように見るかの違いであり、視点が違う訳だ。

発音だけではなく、言語そのもにそれぞれの視点のパターンがあって、そのパターンを習得する事が言語を学ぶと言う事だと思う。

英語そのものは特に特殊なスキルが必要なものではない。難しいのは母国語の思考パターンから離れる事なんだ。

まとめ

英語が話せるようになる人に共通して言えることは、既存のパターンから脱却できる人だ。

そして2ヶ国語を話せるようになって得られる大きな事は、様々な視点を多く持てるようになる事に繋がる。

意識を広げて、シャーマンの様に枠を越えよう。

Open your mind.

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