「〜lize」 は「〜にする、変える」。この場合はreal, 現実にするという基本的な意味がある。そこから派生する realize の意味、そしてその3つの使い方を見て行こう。
- 「現実にする」
- 「気がづく」
- 「理解する」
現実にする Realize

I have this dream that I want to realize.
実現させたい夢があるんだ。

What is it?
何さ、それ。

I want to be taller than you!
君より背が高くなりたい!

Sorry, Bugoo. That dream will never come true.
残念だけど、それは叶わない夢だね、バグー。
come true = 真実に来る=夢が叶う=本当になる。realize と同じような意味になる。
もう一つの同義語として actualize という言葉もある。actual の意味は「実際の」、つまり、実際にする、「現実化する」。
気がつく Realize

I think what you were saying is not exactly right.
あなたが言っていた事、正確には正しくないと思う。

I agree. I realized that I didn’t think it through.
はい。私もそう思います。それについてよく考えては無かった事に気づきました。
現実になる=現実として気がつく=悟る=気がつく
not exactly の表現は使える。
だいたい正しいけれど、ちょっと違う。厳密に言うと違う。
というニュアンス。例えば。質問の答えとして、yes, no だけではなく、”not exactly” (ちょっと違う)と言えるシチュエーションは結構あるよね?
理解する Realize

Do you realize why I have to tell you not to do it?
どうしてそれをしてはダメだって言わなきゃいけないか理解している?

No. I don’t get it.
いや、分かりません。

Do you understand that I worry if you don’t call me when you are late?
遅くなった時に電話してくれないと心配するの理解している?

I realize it. Sorry.
分かった。ごめん。
現実化する=現実として理解する=理解する
今まで分からなかった事が現実味を帯びて分かるというニュアンス。
深く謝りたい時にも使える。
I realize I was rude to you.
「私が無礼であった事はよく分かっています」
相手に自分が理解していることを伝える用法として便利な表現だ。

I realize that it is hard for you to understand but….
あなたにとっては理解する事が難しいのは分かるけれどでも…
と使ったり

Oh, I didn’t realize that you have it as well.
あら、あなたもそれを持っているのは気がつかなかったわ。
と言う使い方もある。
まとめ
現実化するだけでない realize の意味、使い方が理解できたかな。会話にとても有効な動詞なので、覚えてどんどん使ってみよう。
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