get は基本的な動詞だけれど、やっぱり深い。というわけでパート3まで続いている。パート1、2は身についたかな?
Get のソウル
手に入れる=理解する=了解する

Get を使った表現: get it/get it wrong/get you

Did you understand the instruction?
説明、わかった?

I got it.
分かったよ。

I hope you didn’t get it wrong.
間違って理解していなければ良いんだけれど。

Don’t worry, I get you.
Get it
それを手に入れる=それを理解する=分かった。
Get it wrong
それを間違った状態で手に入れる=間違って理解する
“Don’t get me wrong, but~” と会話の頭に使われる用法。「誤解はして欲しくないんだけどさ…」と始めるのはよく耳にする。
I get you
あなたを手に入れる=あなたを理解する=言ってることわかるよ。
会話の中での相槌としても使える便利な表現。”Yeah, I get you.” 「うん、わかる、わかる、それ」。微妙なニュアンスの違う使い方は、”She gets me.” 彼女は僕と言う人間を理解してくれる。あるいは「相性がいい」的な意味でも使われる。
Get を使った表現: Have got ~

I‘ve got a dog.
犬飼ってるよ。

Really? What kind?
ほんと?どんな犬?
have got ~
手に入れてしまった=持っている
have got = 持っている、 とイディオムで覚えてもいいけれど、これは have gotten ( アメリカ英語 ) と同じだから、手に入れてしまった=所有している=持ってる、と考える
口語的に have を省いて、”got ~?”、 「~ ある?」と言う場合がある。”Got milk?” は例の有名な牛乳業者団体の広告キャッチフレーズ。
Get を使った表現: get to do

Wow, do I get to eat dog food and cat food both!?
えー、犬のご飯と、猫のご飯、両方食べていいの?!

Absolutely not!
それは絶対ない!
get to ~
to ~すると言う状態にアクションを起こしてたどり着く=出来るチャンスを掴む=する事が出来ちゃう=してもいい。
「特典として〜が出来ちゃう。」と言う感じ。例:Sorry, I get to do this but you don’t. 「ごめん、俺はこれが出来るけれど、君はダメなんだ。」
Get を使った表現: have got to ~

But Yojo said it is ok!
でもヨージョーがイイって言った。

You have got to be kidding.
うっそー。
have got to be kidding
[アナ訳] そこへすでに至ってしまっている=そうじゃなければおかしい=そうに違いない。 君は冗談を言っているに違いない=うっそー!
It has got to be perfect. それは完璧じゃなければいけない。
I have got to go now. すぐに行かなければならない。
この表現は口語的で、文書を書く時にはセリフ以外では使われない。そして会話では have を省略して “I‘ve got to go. となったり、さらに have をとってしまって、”got to go”、さらに崩れて “gotta go” となります。
文法的に間違っているけれど、カジュアルな会話や、歌詞などではよく使われます。発音は「ガタ」。「アイガタゴー」と言う。
まとめ
Getのエッセンスをさらに深く理解して、4つの新しい表現を紹介しました。簡単そうに見えて、微妙に似ていて、ややこしいでしょ?特に have got ~ , get to ~, have got to ~ の3つの表現。日本語に戻す事なく、情報そのものをイメージして、どんなシチュエーションで使えるか考えて体得するのが効果的。You’ve got to practice!
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