毎週一日は近くの田舎町 Vernonia (ヴァーノニア)という街でバンド練習をする。メンバーはおじさんばかりで、何かにつけキャンセルが多い。だから当日の朝には必ずメンバーにテキストメーッセージを入れて今日の予定を確認する。”Are we up for it, guys?” 「みんな、今日はどう?」
UPのエッセンス
気力、精力、気持ちの準備がupしている状態。

Up を使った表現 up for / up to

Are you guys up for playing tonight?
みんな、今晩は練習したい?

No! It is too hot today.
今日は暑すぎるからヤダ。
up for playing
演奏する気分が上がってる?用意はいい?=今日の夜は練習したい?=練習するの?
この場合のupの感じは反対語のdownと比べるとよくわかる。ダウンしている状態ではない、つまり気力、精力、気持ちの準備がupしている状態。
up for をup toに置き換えても大体は同じ意味だけれど、toの場合はある程度のチャレンジ的な要素が入る場合もある。例えば;

I am up to the task.
私にその業務は任せてください。
私はその任務・役割に対して用意が出来ている=やる気がある=出来る=任せて
Up to ~ / Up for ~ の表現は、招待・お誘いを断るのにも使える。例えば

Would you like to go out for dinner?
今日夕飯食べに行かない?

Sorry, I am not up for it.
いや、今日はやめとく。
Up のエッセンス
日本語の「仕上げる」の「上げる」=UPと近い。何かを「してしまう」って感じ。それと似た感覚で使う日本語の例は「仕上げる」。その「上げる」=UP。
例としては Clean up, とかfinish up, polish up(磨き上げる)

Damn it! I screw it up!
ちくしょー!失敗しちゃった!
screw up
「スクリュー」ってネジだけれど、ごりごりネジ回すって感じから、めちゃめちゃにするって意味もある。やってしまう感じのUPと合わせて=ダメにしてしまう=うまく行かなかった。
まとめ
前回の、状況が持ち上がってきて直面するというイメージに加えて、気持ちやテンションが上がっているイメージ。そして「やり終えた、してしまった」的なUPの用法を身につけよう。
- up to
- finish up
- screw up

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