疑問詞としては知っている what を使って抽象的な意味のカタマリをつくる便利な用法を勉強しよう。英語で文を作る時には必須の表現だ。
What のソウル
「何?」=「これのコト」。何なのかを質問するときには、その答えになる情報を得たいわけで、その答えの情報を抽象的に「〜のコト」と括るのがwhat。

What を使った文例

Do you know what I am talking about?
俺の言っているコト分かってる?

Of course I know what you are talking about.
もちろん君の言っているコトは分かるさ。

Then, tell me what I am talking about.
じゃ、俺の言っているコトを言ってみてよ。

Ok, what you are talking about is…, well, to tell you the truth, I don’t know what you are talking about.
オッケー、君の言っていることは、、、えーっと、実を言うと言っているコト分かんない。😁
What I am talking about
コト=僕の言ってる内容。僕の言っているコト。
肝心な情報の内容には触れないまま、「言っているコト」という抽象的なカタマリを目的語として受け答えしているだけ。
What am I talking about? であった場合は「僕は何について話しているのだろう?」と「?」がついた疑問文だが、am と I が逆転していない、つまり疑問文ではないこの場合は「僕の話している事」と全体を名詞として扱える。
別の文例を見ていこう。

I don’t remember what I ate yesterday for dinner.
昨日の夕飯に何食べたか覚えてないな。

You ate MY dinner!
僕のご飯を食べたんだよ!
もとの文の中に、二次的に別の文がWhat のくくりの中に挿入されるから、混乱するかも知れない。What で括られている部分は「it」= それ として置き換えてみると分かりやすい。

What she likes is different from what I like.
彼女が好きなコトと僕の好きなコトって違うのよ。

Mmm, that can be a problem.
むう、そりゃ問題かも知れん。
文の中に what のくくりが2つあり、もとの文の動詞を入れると3つの動詞があって、余計に混乱しやすい。最初のwhat のくくりを「A」としてもう一つを 「B」とすると、
“A is different from B.”
そうするとスッキリして全体の文が見えやすい。
まとめ
疑問詞の what で意味のカタマリをつくる便利な使い方。口語的にも使われるし、文章でもよく出てくる。
また、what のくくりの中で別の文章が入るので、長文になる場合もある。
長文読解ではそう言った文の構造を素早く理解する事が必要になってくる。
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