“Howdy, y’all!” 「みなさん、こんにちわ!」
Y’all = You all は南部ヴァージョンの You guys なのだ。
アメリカ南部でよく使われる表現、最近はもっと広く使われるようになった。「あなた達」を意味する。2人称複数形はたんに YOU である英語では、補足的な表現、”You guys” がカジュアルではあるが女性男性に関わらず使われる。
さて、この [All] 、微妙なニュアンスで使われる事が多いので、少し検証してみよう。
It’s all good! 最高!
形容詞を強調する感じで付ける all は面白いよね。「全部良い」= 「最高」= 「全て良し」
使用例:

Bugoo is all stressed.
バグーはすごく気を揉んでる。

Why? Because he has to go to the vet?
何でだ?獣医に行かなければいけないからか?

Yeees! I DON’T WANT TO GO!
そうでーす!行きたくないよー!

Where are you going, all dressed up?
どこ行くの、すっかりオメカシして?

I am going out with my boyfriend!
恋人とお出かけなの!

Get them all! 総取りじゃ!
目的語の後にくる all も英語的な表現だ。

The umbrella comes in five colors. Which color would you like?
その傘は5つの色がございます。どの色になさいますか
?

Well, I like them all, so I will take them all!
全部好きだから、全部買うわ。
That’s all, folks!
「みなさん、これにてお終いです」というお話の締めの常套句。Folks は「人々」を指す。
文の一番最後につけて、「、と言うだけ、単にそれだけ」を意味するのも結構使える。

What are you doing, sniffing around my food, Bugoo?
僕の食べ物を嗅ぎ回って何しんてるんだよ?

I was just making sure that your food is still OK, that’s all.
君のご飯がまだ大丈夫かどうか見てたの、たんにそれだけだよ。
会話では、ザッツオールが短くなって、「ッツオール」と聞こえる。
一時期何かにつけ、”that’s all” を付けるのが口癖になっていた事がある。それをうちの奥さんは、「言い訳がましい」(確かにそうかも)、とか、「弱々しく聞こえる」(そうとは思わない)と批判していた。
その後、僕は一応気をつけて、「ッオール」を連発しないようにしていた。現在ではすっかりそれがうち奥さんの口癖になってしまっている。
All junk!
「すべて〜だ!」という使い方の all。

How was the holiday sale at the store?
あの店のホリデーセールスはどうだった?

Horrible! There were all cheap stuff.
最低よ、安物ばっか。
All you need is LOVE

All + 主語 + 動詞 で〜だけのカタマリをつくる。
All I want to say is ~ 僕が言いたい事は〜だけ。
All she likes is to dance. あの子がやりたい事はダンスすることだけ。
All it does ~ それの効果は〜することだけ。それがするのは〜だけ。
まとめ
All は皆知っている言葉だけれど、使いこなすには意外と英語的なセンスが要求される。
All を使って自然なセンテンスが作れる感じが分かったかな?
That’s all for today. Have a good one, y’all!
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